日本縦断ヒッチハイクの話【後編】
全国縦断ヒッチハイク旅 後編です!
▼前編はコチラ
日本縦断ヒッチハイクの話【前編】 - 岡本宇宙の『人生×僕=』
5日間で福岡⇔北海道 All ヒッチハイクは果たして出来たのか?
財布の一件で、不安に駆られましたが日本人の優しさに安心も感じ、気を取り直してヒッチハイク開始!!
お店前の大きな階段踊り場で交渉!
皆さん声をかけてくださるのですが、なかなかドライバーさんは見つからず。
財布がないので、朝飯も抜き…、あっ、昼も夜もか…。
とか思って落ち込むこともありました。
すると、
頑張って!!と、おばさんがバナナとおにぎり2つとスポーツ飲料を手渡してくださりました。(感動)
予期せぬ朝食をとり、元気いっぱいになりました。(笑)
ちょうど朝食を取っていたテーブル付近に煙草を吸っていたグラサンの女性がおり、乗せてくださることに。カッコいい車で気分も上がりました!!
《20.→岩手県(滝沢PA)》
下車した後、20分の交渉の後、おじさんが乗せてくださることに!
車に乗り込んだ瞬間、おじさんが弁当箱のような箱からきなこ?をコップに注ぎ、水と一緒に飲み干しました。
??甘党?とか思っていると、おじさんはパーキンソン病というドーパミン減少による疾患を患っている方でした。
きなこ?はドーパミン摂取のために行っているとのことでした。
知識不足はこわい…と感じました。
甘党なんですかー?
なんて口走っていたら、不謹慎だったかもしれません。
役所勤めの方で、今から仕事に向かうという方でした。
岩手県(滝沢PA)まで
《21.→岩手県(岩手山SA)》
もうそろそろ、北海道も見えてきました!
出発前は北海道??無理やろ?なんて思っていましたが、ここまでくると行ってやる!って気持ちになっていました。
PAで見つかったドライバーさんに乗せてもらい、北海道行きの話を運転手さんにしましたが、ここでも無知が!!(笑)
どのルートで行くの?
あっ、青函トンネル通って、函館で海鮮丼食べて折り返します!!
車?はい!!!!
あそこ、車通れないよ。
………………………。え??
青函トンネルは車では通れず、北海道へはフェリーに乗る必要がある。
初めて知った。(笑えない)
とのことで、時間の都合も考え、折り返し目的地を青森までに変更!
岩手県(岩手山SA)まで
《22.→青森県→岩手県(弘前市内経由Uターン岩手山SA)》折り返し!!!!
北海道行きが断たれたため、若干テンションも下がりつつ、しかし、帰りもヒッチハイクで帰宅することも考えると仕方ないなと割り切る。
7日は朝からバイトだったので、最低でも6日の夜には福岡に帰宅しなければならなかったのです。
この時点(岩手県)で4日の午前中、あと2日半で(福岡に)帰宅しなければならない!!(鬼畜)
帰宅のプレッシャーも感じつつ、ヒッチハイクに全力で!
なぜかアドレナリンが出てきたのか、すごく力が湧いてきました!ドMなのか?(笑)追い込まれると楽しくなります。
神様が味方したのか、通行人のかたもたくさんの声援をくださいます。
駐車場からお店に入る方にも話しかけていると、笑顔が素敵な婦人とイケメンで白髪の寡黙な旦那の夫婦がニコニコして話を聞いてくれました。
これは素敵な出会いになりました。
これから、最高においしいトウモロコシを食べに青森県(弘前)に行くとのこと、せっかくの縁だし一緒に行かない?と旅行に誘ってくださりました。
はい!!!行かせてください!!
婦人はすごく明るくて、車内はすごく長かったのですが話が尽きることはなかったです。
青森の名所、岩手の名所、仕事観についてなどたくさん話しました。
そしてここでPR!
私が食べたトウモロコシについてです!
その名も!
「獄きみ」
ごくきみじゃないですよ。
だけきみと読みます。
このトウモロコシただのトウモロコシじゃありません。
少なくとも私がこれまで食べたトウモロコシの中では断トツ1番です。
なにが違うかって、まずは甘さ!!
ハチミツや砂糖のような即効性のある甘さではなく、シャリっとかんだ後、口の中で重たい深い甘さが残ります。←とにかく食べて(笑)
そのあと、おすすめのラーメン屋さんでもごちそうになり、夫婦とともにヒッチハイクで乗せていただいた岩手県(岩手山SA)まで送っていただきました。
まさに綺麗なUターンです。
さー折り返し!!帰路です(寂)
《23.→宮城県(鶴巣PA)》
この時点で、4日の16時ごろ、夕方ですね(笑)
やっべ。帰宅できるかなっ。
元気を振り絞り、SA内を闊歩。
なかなかドライバーさんが見つからず、30分経過。
通行人の方と世間話をしてメンタルエンハンス!(笑)
すると、スキンヘッド気味?で眼鏡をかけたおじさんに背後から突然肩を組まれ、写真撮ろ!!(笑)
へっ?へっ??
お前雰囲気が良いよ、乗せたい君!
うれしい言葉をかけてくださり、乗車。
実は、その方は起業した会社の代表取締役!!!!!!!
きゃはー、私はそういう方に会いたかったので!歓喜!車内では起業についての苦労や若いことの大切さ、私への客観的な意見、お褒め。本当に有意義な時間でした。
宮城県(鶴巣PA)まで
《24.→福島県(国見SA)》
行きに行った同じ名前のSAでも上りと下りでも光景は違います。
国見SA懐かしいとか思いながら、私はドライバーを探します。
ここで乗せていただけることになったのは、お父さんと息子(中1)の車でした。
中1の少年は人見知りで、あまりお話ししてくれませんでしたが、この少年があと何年後にヒッチハイクの旅に出て、私に会うとかロマンチックだなー(笑)とか妄想を抱きつつ、車内は楽しく和やかに過ごしました。
福島県(国見SA)まで
《25.→栃木県(上川内SA)》
下車したとき、あたりはすっかり暗くなっていて、ドライバーさんを探すのも難航していました。
正直、野宿続き、四六時中コミュニケーション、断る人8割、他人の目、帰宅への時間的なプレッシャー(笑)等々、疲れも出てきていました。
でも、自分が動かないと何も始まらない。
だからこそ、一人で始めた旅です。
よっしゃ!気合!と自分に鞭打って交渉開始です。
と意気込んだもののそれでも難航(笑)
ダメ押しで話しかけた夫婦にも断られ、しょんぼりしていたら、先ほど断った夫婦の夫が戻ってきて、ボソっと
「お前、俺刺さないよな?」
これにはびっくり。
あっ、そうだよ、俺が安全かどうかは向こうは特に不安だよ!この感覚は忘れていました。
私が威喝そうにしていたわけではありませんが、ヒッチハイクするときはそういう客観的な自分の見られ方も頭に入れなきゃなと思いました。
結果的に、私の安全性を力説し、乗せていただけることに。名刺、保険証、免許証大活躍!!笑
高校の英語教師だということで、今の若者について先生視点での話を聞かせてもらいました。
栃木県(上川内SA)まで
《26.→埼玉県(DJ T‐BOWのお友達宅)》
2時間近く乗せていただいたので、着いたときにはなかなかの夜。
これはここで野宿もありだが…。
その場合、栃木から2日で福岡か!!むむっ。なかなか厳しいぞ、もうひと頑張りしとこう。
東京あたりまで行こう。
この貪欲さが超素敵な出会いを生むことになろうとは…。
すっかり暗くなったSA内を歩くが、夜は難航する。
案の定、全然見つかりません。
何度も歩くうちに階段に見た目の恐そうな2人組が煙草を吸いながら居るのがわかりました。
こわー(笑)
そんなことを思いながらも声を掛けることはなく時間は過ぎます。
この旅の目的の一つ:色んな人に会うがありました。
自分で交渉すると乗せてはもらえますが、よく考えると、乗せてもらえそうな人にターゲットがいってるなということに気が付きました。
自分が日ごろ接点をもたないような人々には話しかけてないのでは?
それは目的、色んな人に会うこととは逸れてると思いました。
だからこそ、
チャレンジ!!!
その恐そうな2人組に話をかけました。
すると、私の想像とは全く違っていました。
その2人は外見こそ恐そうでしたが、話し方も接し方もすごく丁寧で優しく、感動でした。
私は恐そうな外見→恐い人たち、もちろんヒッチハイカーを乗せてくれないだろう。
優しくない。
とか、話してもないのに、外見で他人を判断してた節があった。「人は外見ではない」という言葉がズシンと響いた瞬間でした。
話していくと、年齢は私と同じ23歳と22歳でした。
方向も東京方面で、私はぜひ乗せてくださいとお願いしたら、こころよくOKしてくれました。
2人は90年代のアメリカ西海岸の音楽文化に強い共感を持ち、その文化を楽しみ、布教していきたい、偏見を持たれたくないと活動している方でした。
人としてすっごくカッコいいなと思いました。
1人は『DJ-TBOW』として2015年に活動を始めたDJでした。
周りの目を気にせず、自分の強い信念を曲げず、男だ!
私も、同じように自分を曲げない、自分の意志を大事に。流されない。を常に考えて生きていますが、まだまだ人の目を気にしたり、自分アピールに恥ずかしさを感じていたり、まだまだだと気づかされました。
今後はもっともっと自分を「自分でPUSH」して魅力的でかっこいい男になる。そう思いました。
と、得られたものはさらにもっとあるのですがそれは心に閉まっておきます。
結局、2人の車を乗り継いで、まずはDJ-TBOWのお友達の自宅まで、お友達の車で向かいました。
埼玉県(DJ T‐BOWのお友達宅)まで
《27.→神奈川県(DJ T‐BOW宅)》
車を乗り換え、DJ-TBOWと神奈川の自宅へ。
実はDJ-TBOWのはからいで自宅に泊めてもらえることに!!
車内では、周りの客観的な偏見、視点や90年代アメリカ西海岸の文化(ファッション・音楽)について。気持ちや彼の軸(信念)など。たくさん話しました。
途中で海老名SAによって、牛丼とラーメンをおごってもらいました!ありがとうございます!!
家では缶チューハイで久々のお酒を楽しみました。
結局就寝は3時過ぎ!!それでDJ-TBOWの仕事の都合もあり起床は6時台!睡眠時間は2時間くらい
私はなんとかなるんですが、DJ-TBOWの体力には脱帽です。すご!!
朝はDJ-TBOWに起こされ…、涙の別れです。
絶対また会いに行く!と神奈川(湘南)の街へ歩き出しました。
《28.→静岡県(足柄SA)》
朝はコンビニで朝食(昨晩ドライバーさんにおごってもらったパン)、駐車場の地べたに座って食べるあたり、旅への慣れを感じました(笑)
このときはまだ、この日が最も過酷な日になるとは知らず…(笑)
久しぶりに下道に降り立った私ですが、一つ当たり前のことを思う。
下道ってドライバーさんと交渉できないやん。
たしかにお店の駐車場は出来ますが、圧倒的に母数が高速道路と違うし、行先も完全なるフリー(笑)高速ならある程度方向は定まっているので数打てば必ず乗せてもらえる安心はある。
あっ、俺は今までぬるま湯に浸かっていたのだ。
本当のサバイバルは下道だ…。(笑えない)
まずは正攻法ヒッチハイク。
高速道路につながる大きな見晴らしの良い道路でスケッチブックに行き先を書いて、体をゆする(滑稽(笑))
俺を見て!!!!!!!!
そいで!
の
せ
て!(笑)
私はした道の洗礼を浴びる、誰も目を合わせないし、見ても笑う、素通り、通学中の高校生、中学生にジロジロ、おっ、っく、メンタルにダメッジ(笑)
結果。
相当歩き、アピールし、汗だくだくになり2時間半後。
超でかいSA、足柄SAまで乗せてくださるドライバーさんが見つかる。
私が高速に乗るドライバーさんを見つけることに固執していた、運など。
なかなかにHARDでした(笑)
ドライバーさんはサングラスのお店関連のお仕事をされてる方で、ほかにスプレーアートなど、ファッション、アートなど、かっこいいお兄さんでした。ありがとうございました。
静岡県(足柄SA)まで
《29.→静岡県(三島駅)》
足柄SAはすごく大きなSAで商業施設的なイメージが合います。
やっと高速に乗れた!!かつでっかいSA。
これは期待できます。
こんなに母数が多いとドライバーさんもすぐに見つかるはず。
意気揚々と交渉を始めます。
1人目:観光バスで来た人。物理的に無理。
2人目:普通に無理。(方向)
3人目:普通に無理(色々(笑))
…20人目!!:普通に無理(指でバッテンされた(笑))…
………………………………。
え?どゆこと?(笑えない)
メンタル崩壊。
寝たら気持ちも変わるかな?ベンチでふて寝する。ここにきてプチ挫折。
30分くらい寝て、起床。
「乗っていきますか?」
と声が聞こえてくる。
夢かな?
もう一度
「乗ります?」
隣にエスニックな服装の女性が!!!
咄嗟に「はい!!お願いします。」
奇跡的仏モードのヒッチハイク成功(笑)
寝て起きたらヒッチハイク成功。
なんてこった。
私が寝る前に行き先を描いたスケッチブックを掲げていたことが功を奏したようです。
こんなことあるから、自分アピール大事だ。(笑)
車に乗ると、まさかの運転手含め5人(1人は赤ちゃん)の旅行中の方々でした。
みなさんキャラが濃い濃い。(笑)
思わず圧倒。
それも国際色が強くて、アメリカ、エジプト…に居たなど。
車内はドラマの一部分を切り取ったようにキャラ立ちした会話、とにかく仲良しなグループって感じでした!!
行先も詳しく聞かずに乗り込んだのですが、会話に夢中になっていると、
下道へ降下!!!
高速を降りていくではありませんか(笑)
今朝の下道の悪夢が脳裏をよぎる…。
けど、乗せてもらっている以上感謝感謝!!
行先よりもご厚意こそが最大である。
寝起きにも関わらず乗せていただいて、本当にありがとうございました!!そんなこんなで
静岡県(三島駅)まで
《30.→(愛鷹PA)》
三島駅に降り立ち、まずは高速に浮上せねばと思い、高速につながる道を検索。
三島駅から徒歩40分!わぁお(笑)なかなかです。
三島駅から高速に行く車を探すも見つからず、徒歩で歩きながらヒッチハイクを試みる。
結果。
45分徒歩(笑)
これが下道の洗礼か!また浴びる。
高速インターチェンジ前でアピール!とにかく高速のPA・SAへ乗っけてください!!なかなか乗せてもらえず、30分。
現実は厳しいですね。だけどめげない!
すると、旅人風の男性が乗せてくださることに!
ふと安堵。浮上や!!
車に揺られ、いろいろと話すうちにこの男性は相当ワイルドな方だとわかってきました。
同じ匂いがします(笑)
いわゆるチャレンジャーです。
にしても、おかしい。
なぜ私はインターチェンジ前でヒッチハイクしたのにこんなにも車に乗っているんだ?
だし、未だに下道。
俺をどこに連れていくんだ!!(笑)
そんなことを思い始めたくらいの時に、
「はい!着いたよ。」
え?ここどこ?
そこは高速道路の入り口でした。
「高速道路歩いたらすぐにPAあるから」へ?
ぶっとびーでした。
その後わかったんですが、そこから違法にも侵入してPAに着いたとしてもそこは上りのPAで私の方向とは真逆のPAでした(笑)
すべてぶっとびーでした。
そのあと、逆方向(下り)のPA近くのところまで徒歩で到達しPAの従業員入り口からPA内に入りました。
この旅初の自力でPAに下道から浮上しました。((貴重)笑)
徒歩で静岡県(愛鷹PA)まで(笑)
《31.→静岡県(由比PA)》
愛鷹PAに来てやっと、自分の土俵に戻ったという感じです。(笑)
久しぶりの交渉開始。化学系の会社の男性に乗せてもらえることになりました。
車内では、会社のこと、これまでの旅について話しました!
静岡県(由比PA)まで
《32.→静岡県(日本平PA)》
実は由比PAは駐車台数が7台くらいの過疎PAでした。(失礼)(笑)
眺めは海を眺望できて最高ですが。穴場PAですよ。
そんなことも言えず、来る車来る車、漏らさず話しかけます。
すると、本来は行かないけど今回特別にと、私のために次のPAまで送ってくれるとのこと!!優しい!
その男性に連れられ
静岡県(日本坂PA)まで
《33.→静岡県(日本坂PA)》
PAで休憩し、交渉開始!同い年の高速道路建設作業員の男性に次のPAまで
同い年ということあり、楽しく、次の
静岡県(日本坂PA)まで
《34.→静岡県(遠州豊田PA)》
PAで車を待っていると、真っ黄色のスポーツカー登場!かっけー(笑)
これは声かけるしかない!!!
その方は車のアフターパーツを扱う会社の営業の方でこれから営業にいくとのこと。
ぜひ!と同行させてもらうことに、有名車販売店への営業を終え、車のことや株の話、若いころのヒッチハイクの話など、新鮮な話がたくさんで面白かったです。
静岡県(遠州豊田PA)まで
《35.→静岡県(三方原PA)》
交渉!35歳くらいの男性が(台数と一致(笑))乗せてくださることに!
短いPA間だったのでしたがありがとうございました!
一歩一歩前進!
静岡県(三方原PA)まで
にしても、静岡県長い!!!
《36.→愛知県(刈谷ハイウェイオアシス)》
夕方になり、明日には福岡の家へ帰宅しなければなりません。いまだ静岡県で少し不安になってきます。
とにかく前進!!交渉!
関西弁のおっちゃんが快く快諾(嬉)
どうやら、めちゃんこデカい刈谷ハイウェイオアシスまで連れて行ってくださることに。
話では観覧車があるとかなんとか!!
びっくり。
車内では、建設会社の大変さと、息子たちの仕事についてなど世間話をたくさんしました。
愛知県(刈谷ハイウェイオアシス)まで
《37.→兵庫県(杜PA)》
さてさて、バリでかな刈谷ハイウェイオアシスですが、足柄SAでの20連敗の悪夢が脳裏をかすめます。
SAはデカ過ぎるとそれもそれでドライバーさんが見つからないの法則です。
刈谷SAは如何に!!
いざ尋常に勝負!交渉!
あっれ?やっぱり見つからない。
皆目線をそらす、私を発見するなり、方向を変える…。
嫌われてますやん(悲)。
もういいよっ!ふて寝ならぬ、ふて銭湯へ。笑
実は刈谷ハイウェイオアシスはまさかの温泉施設があるんです!すっごい。
温泉で旅の疲れを癒して、気持ちも体もきれいになればきっと乗せてくださるドラバーさんも見つかるはず。
温泉はありえないくらい気持ちよくて、途中寝てました。(笑)
温泉から出て、観覧車観ながら黄昏ていると、類友発動!
向こうからヒッチハイカー3人組が!!!!
荒んだ心が弾みます!元気に挨拶して、これまでの旅の話など会話に華が咲きます。
す
る
と…。
視界の中に見た目が恐そうな若い男性の衆が煙草をふかせながら談笑しています。
私はDJ T‐BOWの一件から、見た目が恐そうでも話しかけてみるまでその人はわからない。
相手がどうかは見た目ではなく、中身で判断しよう!という思考になっていました。
その経緯からも、今回もチャレンジ!!
こんばんは!!………………………………………………。
案の定、彼らは優しい方でした!!
見た目と中身は一致しないことあるで!(笑)
私たちヒッチハイカーを見てどうやって目的地まで乗せていこうか、配車の相談をしてくれていたのです。なんて優しい(涙)
彼らは私たちと同じゆとり世代を生きた、若手トラックドライバーさんでした。
世間のイメージもありますが、すごい!!いわゆるデコトラです。
恐いヤンチャな人が乗ってるそんなトラックに乗るなんて(笑)貴重な体験!
これからの時代、ゆとりゆとりって言わせない。若くても年齢関係なく、自分の意志、考えを曲げずに生きる。
常に向上心を持ち、トラックの運転(仕事)にプライドを持つ。
波乱万丈な人生を送られてましたが、目標、目的は違えど上に上に!と向上心を絶やさない姿勢は刺激を受けました。
こんなに熱い人に思いがけず出会えて本当に出会いに感謝です。
彼ら率いる、ゆとり世代で構成された若手ドライバーのグループ。「ゆとり船団」。
これからトラック業界を活気付けていく存在かもしれません。
今後の私のヒッチハイクでも協力してくださるそうで、強力な後ろ盾をもらったような気持ちです。
今後もよろしくお願いします。
********************
夜を超す(野宿)
色んな話をしながら、いつの間にか兵庫県まで!
時間は深夜3時を回っていました。
お互い話が止まず、ついつい話し込んでいました。(笑)
この夜は兵庫県(杜PA)で野宿です。
朝ごはんと野菜ジュースまでいただいて就寝。
疲れていたのか朝の9時くらいまでベンチで人目もはばからず爆睡。
この日が予定ではヒッチハイク旅最終日です。
今日中に福岡の家まで帰宅できるのか!!?
最終日、気を引き締めていざ出発です。
********************
《38.→岡山県(勝央PA)》
ヒッチハイクを行っていて、会社名のついた車などは乗せていただけないことが多いことは経験からわかってきました。
会社の規定など(事故時の保険とか)で乗せることを禁止されているなどです。
ですが、時折、例外もありました。
このPAでは、ばっちり会社名のはいった車のドライバーさんに乗せていただきました。
そのドライバーさんは海外で営業した経験のあるドライバーさんで、海外に興味のある私からすると、色んな国のエピソードが聞けて本当に刺激になりました。
若い今だからこそ、失敗を恐れずチャレンジ!
岡山県(勝央PA)
《39.→岡山県(大佐PA)》
交渉!おばあちゃんとその息子さんの車に乗せていただけることに、この旅ではこの組み合わせは初めてです。
これまでの旅の話やおばちゃんの素朴な疑問に答えるコーナーも盛り上がりました!(笑)
年配の方は、会話の内容の本質について迫ってくるのかな?なんて思うこともありました。
普通の方なら、へーで終わるところを、別の切り口から質問されたり、すごく刺激になりました。経験値が違いますね。
岡山県(大佐PA)まで
《40.→福岡県(自宅近辺)》
まだまだ、中国地方、抜けきれないなー。
早く九州(福岡へ)なんて思いながら、交渉を続けます。
すると、サーファー風の長髪さわやかイケメンの男性がニコニコ!!ズキュン(嘘ですよ(笑))
たいてい、スケッチブックを見て笑顔になったり、+な反応の方は乗せてくださるので、突撃!!
案の定乗せてもらえることに!
そ・れ・も、
まさかの福岡に行かれるとのこと!!
これは乗ろう、それも福岡まで行こう。
途中で降りて、あと5,6台乗り継いで…なんても考えましたが(笑)
その時はそこまでストイックになれず(俺もまだまだだ…。)
結局、車内で男性のお仕事の話。建設機械レンタル、ソーラーパネル事業、銭湯経営、イベント企画など、たっぷり聞かせていただいて本当に満足でした。
これにて、
5日間にかけて行った、日本縦断ALLヒッチハイク旅無事に終了!です。
旅の中で乗せていただいた方々、応援してくださった方々、小さな関わりでも関係してくださった方々、本当にありがとうございました。
また暇ができれば、次は下道?ヒッチハイクや北海道まで行くヒッチハイク、全県回るまでおうちに帰れまてん旅やらやらしようと思ってます。
この旅でのエピソードはかなり端折っていますので、詳しく聞きたいひとはぜひ呑みに行きましょー。
では!また!
次は断食記事の続きを更新します!